各クラスのご案内

 インファントクラス

Infant

・1歳10ヶ月程度〜2歳
・母子同室
・開講日 火・木・日
・1レッスン75 分

プライマリークラス

Primary

・3歳
・母子同室
・開講日 火・木・日
・1レッスン80 分

幼稚園クラス

Kids

・年少〜
・母子分離
・開講日 火・木・土・日
・1レッスン90 分

 


 2歳児 完全分離クラス

First Steps Class

・2歳(年年少)
・母子分離 
・開講日 水曜日
・10:00〜11:30

プライベートレッスン

Private

・2歳から
・母子同室/分離(要相談)
・開講日 都度
・1レッスン90 分

単発特別ワークショップ

Workshop

・年少〜
・母子分離
・開講日 火・土・日
・1レッスン90 分


 

レッスン内容

モンテッソーリおしごとの時間

日常生活の練習

「日常生活の練習」は、子どもが 自分の意思で、思い通りに手や身体を動かせるようになることを目的とした教育分野です。

子どもは、身近な大人の姿をよく見て学び、家事や身の回りのことを「自分もやってみたい」と強く願うようになります。その自然な欲求を大切にし、子どもの発達に合った形で活動を用意しています。

ボタンをはめる、水を注ぐ、スプーンや箸を使うといった日常的な作業を通して、手指や身体の動きを調整する力、運動器官や機能を丁寧に育てていきます。

こうした経験の積み重ねは、「自分でできた」「一人でやり遂げた」という確かな達成感と満足感につながり、
物事に意欲的に取り組む心や、新しいことへ挑戦する力の土台となります。

教室では、多様な教具と活動を通して、よく動く身体としなやかな手を育みながら、体と心の両方を整えていくこと を大切にしています。

感覚教育

乳幼児期は、人が生涯で最も感覚を通して学ぶ時期です。
この時期の子どもは、周囲の世界を 目で見て、耳で聞き、手で触れ、匂いを感じ、味わうこと を通して、自分の中に取り込んでいきます。

人は、感覚器官を通して得た情報をもとに、理解し、考え、判断しています。そのため、幼児期に感覚を丁寧に育てることは、一時的な成長ではなく、生涯にわたる思考の土台を整えること につながります。

教室では、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚といった五感を磨き、それらを使って考える力を育てるための
専門的な教具を用意しています。

教具を操作する中で、違いに気づき、比べ、選び、確かめる経験を重ねることで、感覚はより洗練され、やがて学童期以降の知的な学びへと、自然につながっていきます。

言語教育

日常生活の練習や感覚教育を通して、手や目を十分に使い、提示を見る経験を重ねてきた子どもたちは、読み書きへ向かう準備が、静かに整っていきます。

モンテッソーリ教育では、文字を早く覚えさせることを目的としません。「書いてみたい」「読んでみたい」という内側からの気持ちが芽生えたとき、子どもが無理なく取り組める状態にあることを何より大切にしています。

教室では、言葉の敏感期にある子どもたちが、話し言葉から文字へ、文字から言葉へと自然につながっていくよう、専門教具や教材を用いて活動します。

語彙を豊かにし、言葉の音や形、意味に親しむ経験を重ねることで、文法や文章構成の理解へとつながる土台を育てていきます。それは、「読む・書く」力だけでなく、考えを言葉にし、伝える力 の基礎となります。

数教育

子どもにとって「数」は、特別な教科ではなく、日常生活の中に自然と存在するものです。数える、分ける、比べるといった経験は、遊びや生活の中で、すでに始まっています。

モンテッソーリの数教育では、そうした日常の経験を土台に、量・数詞・数字を整理し、数の概念として理解していくこと を大切にしています。

教室ではさまざまな具体物を使い、実際に手で触れ、動かしながら学びを進めます。数量・数詞・数字の三者の一致を確かめ、連続する数の並びや、十進法の位取りの考え方へと、無理なくつなげていきます。

こうした具体的な体験を通して、加減乗除の理解へと発展していきますが、結果を急ぐことはありません。「わかる」「腑に落ちる」感覚を大切にしながら、数と向き合う力を育てていきます。

幼児期に積み重ねた具体的な経験は、学童期以降の抽象的な思考や、論理的に考える力の確かな土台となります。数教育は、計算を早くできるようにするためではなく、数を理解し、考える力を育てる学び です。

文化教育

モンテッソーリの文化教育は、言語や数だけでは捉えきれない、子どもと世界をつなぐ学び です。

生き物や植物、自分の住んでいる場所や地域、時間の流れや歴史、宇宙の成り立ちや生命の誕生など、子どもを取り巻く世界そのものが、学びの対象となります。

こうしたテーマに触れることは、外の世界を知ると同時に、「自分はどこにいて、どんな存在なのか」という自己理解を深めることにもつながります。

教室では、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」という素直な問いを出発点に、観察し、調べ、考える活動を広げていきます。
答えを急がず、知ることそのものを楽しむ中で、知的好奇心や探究心が自然と育っていきます。

文化教育は、学年や教科の枠を超えて、世界を丸ごと受けとめる視点 を育てる学びです。

その他の活動

おしごとの時間のあとは、クラス全体で取り組む集団活動の時間を設けています。
この時間は、ただ集まって同じことをするためのものではありません。
子どもたちが人の話に耳を傾けること、気持ちを調整しながら待つこと、友だちと協力して取り組むこと を、実体験の中で身につけていくことを目的としています。
個人活動で培った集中力や自立心を土台に、集団の中で自分を発揮する経験を重ねることで、社会性や自己調整力が少しずつ育っていきます。

プライマリークラスでは日常生活の練習や感覚教育の分野を中心に、幼稚園クラスでは知的教育分野の提示を取り入れながら、個の学びを、集団の学びへとつなげていきます。

この積み重ねが、「指示を守る子」を育てるのではなく、状況を理解し、自分で考えて行動できる力へとつながっていきます。集団活動は、個性を揃える時間ではなく、一人ひとりの学びを社会へひらく時間 です。


季節の活動(インファント・プライマリークラス)

インファントクラス、プライマリークラスでは、季節の制作活動に加え、野菜の皮むきや種取りといった日常の作業、えのぐや片栗粉などを使った感触活動などを行っています。

これらの活動は、単なる「遊び」や「工作」ではありません。幼児期に強くあらわれる「感覚を使って確かめたい」「手を動かして理解したい」という発達的欲求に応える、大切な学びの時間 です。

制作活動では、自分で考え、選び、表現する経験を通して創造性を育むと同時に、手や指を精緻に使う力(巧緻性)を高めていきます。

また、季節の食材や多様な素材に触れることで、触覚・視覚・嗅覚などの感覚が豊かに刺激され、「やってみたい」「もっと知りたい」という内側からの意欲や好奇心が自然と引き出されていきます。

こうした感覚を伴う経験の積み重ねは、集中力や自己調整力の土台となり、後の知的な学びへとつながっていきます。

集団提示(プライマリー・幼稚園クラス)

子どもの発達段階やその時々の興味を丁寧に観察し、
毎月の集団提示の内容を決めています。

集団提示は、子どもに「やらせる」ためのものではありません。今の成長に必要な刺激を、適切なタイミングで提示し、子ども自身が「やってみたい」と感じるきっかけをつくることを目的としています。

日常では自分から選ばない活動であっても、提示を通して出会うことで興味が芽生え、世界が少し広がることがあります。その経験は、「できる・できない」ではなく、自分の可能性に出会う体験 につながっていきます。

提示内容は、年齢で一律に決めるのではなく、そのクラスの子どもたちの姿をもとに構成しています。一人ひとりの発達を尊重しながら、学びの幅と深さの両方を大切にしています。

(プライマリークラス例)はさみの使い方、メタルインセッツ、言語カード、幾何たんす、砂文字板、ピンクタワー、長さの棒 等

(幼稚園クラス例)算数棒、金ビーズ、色ビーズ、セガン板、時計の読み方、文法、構成三角形 等

制作・実験(幼稚園クラス)

幼稚園クラスで行う制作活動では、これまでの積み重ねで育ててきた手の力を生かしながら、切る・折る・縫う・貼る・塗るといった動きを、就学前の確かな土台として身につけていくこと を目的としています。完成を急ぐのではなく、工程を一つひとつ確かめながら、自分で考え、手を動かし、形にしていく経験を大切にしています。

また実験活動は、小学校以降の理科学習につながるテーマを「知識として教える」のではなく、「体験として出会う」ことを目的にしています。

結果を覚えることや、正解を当てることは求めません。
子どもたちが手を動かし、目で見て、驚き、考え、
「どうしてだろう?」と感じる。その思考の芽が生まれる瞬間を何より大切にしています。

実験は毎回、年齢や発達段階に合わせて内容を組み立て、安全面・準備物・環境設定まで細かく設計します。
手間も時間もかかりますが、この体験が、後の学びに向かう姿勢をつくることを私たちは知っています。実際、子どもたちはこの時間を心から楽しみにしており、集中した表情で実験に向き合う姿が見られます。

自分で確かめた経験は、「学ぶことは面白い」という感覚として、静かに、でも確実に心に残っていきます。


(過去の実験例)浮力、風向き、表面張力、磁石、水かさ、重さ、断面、化学反応、色の変化、展開図、植物観察、静電気、立体図形 等


プリントワーク(幼稚園クラス)

小学校入学以降、子どもたちの学びは「体を使って理解する」ことから、「見て、聞いて、考える」学びへと大きく移行していきます。

それまで全身を使って学んできた子どもにとって、長時間座り、目と耳を中心に情報を受け取る学習は、想像以上に大きな変化です。

就学前に取り入れているプリントワークは、知識を詰め込むためのものではありません。見る力・考える力・集中して取り組む力 を無理のない形で育て、学びのスタイルの変化に、子ども自身が少しずつ慣れていくための準備です。
これまでに培ってきた手を動かし、考え、試してきた経験を土台にしながら、紙の上で考える学びへと、自然につなげていくことを大切にしています。

絵本の読み聞かせ

すべてのクラスで、毎回「絵本の読み聞かせ」の時間を大切にしています。

読み聞かせは、文字を覚えるための活動ではありません。言葉のリズムに触れ、物語の世界に身をゆだね、
想像力や情緒を豊かに育てるための時間
です。

季節の移ろいを感じる絵本、日常生活に寄り添う絵本、
物語絵本や自然・かがく絵本など、子どもの年齢や発達、その日の活動内容に合わせて選書しています。

静かに耳を傾ける経験は、集中力や聞く力を育むだけでなく、言葉への親しみや、考える土台をつくっていきます。

また、教室にある絵本や子育てに関する本は、
自由に貸し出しを行っています。
子どもたちは、「どの絵本にしようかな」と選ぶ時間そのものを楽しみながら、本と自然に出会っていきます。


春休み・夏休み特別ワークショップ(不定期)

春休みや夏休みなどの長期休暇を利用して、在籍している生徒を対象とした特別ワークショップ を開催することがあります。(※通常レッスンとは別の、有料プログラムです)

これらのワークショップでは、普段のクラスでは時間をかけて取り組むことが難しいテーマや、より探究的な活動を取り入れ、一つの世界観にじっくりと浸る学びの時間 を大切にしています。

感覚を存分に使う活動から、自然や科学、社会、時間の流れといった文化教育につながるテーマまで、
子どもたちの発達や興味に合わせて内容を構成しています。

長期休暇だからこそ可能な、集中した体験や深い没入は、日常の学びを広げ、「もっと知りたい」「探ってみたい」という内側からの意欲を引き出していきます。

(過去の開催例)感覚遊び、えのぐを使ったぐちゃぐちゃ制作、五感を刺激する絵本のストーリー、太陽系、生物・無生物、脊椎動物・無脊椎動物、幾何学立体、私の住む場所(地理)私のストーリー(歴史)