今月は幼稚園クラスの集合提示で金ビーズを使った十進法の紹介をしました。

そのあとは先生から指定された数(数詞)だけ金ビーズ(量物)を数えながら取り、
みんなで金ビーズの数を確認していきます。
自分の順番がまわってくるのが嬉しくてワクワク…
自分の順番が回ってきたあとも「もっとやりたい!」という声が次々と聞こえて
嬉しくなりました。

集団提示をした次のレッスン。
ちょうど数の敏感期の男の子は金ビーズや数字カードを持ってきて
嬉しそうに数え始めました。
 
教室にあるすべての金ビーズを出してももっともっと数えたくて
数字カードを全部足してどこまで大きくなるか試したくて
数の世界に強く惹かれて楽しんでいる子どもの意欲と吸収力の高さに
驚かされました。

こんなに大きな数の両物を手にできるのはモンテッソーリならでは。
自分の思い通りの数(数字)を作るためにカードを自由に組み合わせられるのも
この教具の特徴であり魅力です。

敏感な子どもの感覚訴え、子どもが扱いやすい大きさ、重さ、形、色など
さまざまな工夫を凝らしてつくられている特別な教具。
心ゆくまで教具に触れ合い、数の世界を楽しんでほしいな、と思います。